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2020/7/30 Concertos para bebés 3rd CD "amigos" Releace Recording "Nakisuna"

私とサルテリオ(シター)について


〜私について

石塚 優美子 Yumiko Ishizuka 



3月6日 東京生まれ
音楽家(声楽、ピアノ、サルテリオ)
都立芸術高校音楽科声楽専攻、国立音楽大学声楽科卒業。

卒業後は、音楽活動と並行して広告音楽制作ディレクター、アーティストマネージャー等を経験。
2003年退行催眠療法と出会い、学んだ後にヒプノセラピストして活動中、ヴォイスを使ったヴォイスヒーリングを取り入れ、独自のセラピーを開始。


2004年、魂の旅を求めて行ったポルトガルと深い縁で繋がり、
 

2009年、ポルトガル・最大巡礼地ファティマに拠点を移し、レイリア市のSAMP音楽学校で教職に就く。 

2010年、ポルトガルの修道院にて祈りの楽器 "サルテリオ"との出会いを機に、ヴォイスとサルテリオによる神秘なハーモニーで、心と体を調律する音楽セラピー  ”Wão = 和音” を始動。
サルテリオと共に演奏活動も開始。 ポルトガル国内各地で奉納演奏。

2013年及び2017年、全ヨーロッパから賞を受けたパウロ・ラメイロ氏率いる「コンサート・パラ・ベベシュ」(赤ちゃんのためのコンサート)にソリストとして招待される。

2015年 映画 "The Left Behind"(監督: Oliver Salk, 音楽: André Barros) のサウンドトラックに参加。 全曲ピアノ演奏♪ 内1曲のみサルテリオ伴奏による日本語詞で歌った曲がエンドロールに使用される。

2016年7月には全曲作詞・作曲によるオリジナルCD「LOVE WORLD」をリリース。

2019年4月には セカンドCD『MATER マーテル』をリリース。

現在、SAMP音楽学校で教職に就きがら、コンサートやイベントに出演し、公立病院、高齢者介護施設にて音楽療法も行う。
 


 また、1994年の国際家族年より結成した母と三姉妹のファミリー・アンサンブル"ファミローザ・ハーモニー"で日本各地、ドイツ、ポルトガル等にてコンサート。
現在は三姉妹とその娘で活動中。グランドプリンスホテル高輪・貴賓館でのクリスマスディナーコンサートは、21年(20回)続いた。2019年より新しい形で活動開始。


Facebook  Yumiko Saltério (優美子 サルテリオ)
Site  Famirosa harmony
Blog  Making a good sound living



公式プロフィールはここまでで・・・

人生とは予測不可能、だからおもしろい。
まさか自分が海外生活、国際結婚するなんて思いもしなかった(笑)
でも、西洋占星術の私のチャートによれば、想定内だったそうな。
2004年にヴォイスセラピーを始めてから、地方出張でのセラピーの最中、
「あなたは世界に出て行く人だから」って声が聴こえた時は、
やおや、誰のこと?まさかあたしじゃ〜ないよねって思った時のことを急に思い出しました^^;
でも、すでに仕組まれていた?! かのように、あれよあれよと導かれました。

2007年にコンサート・ツアーで再訪したポルトガルで出逢った一人の青年(後に夫となる)と恋に墜ち、それから遠距離恋愛が始まり、やがて音楽学校で教職に就いたら?という大それた挑戦話に発展していったのでした。
大事な家族と離れて遠い異国の地で本当にやっていけるのか?
それでも一度の人生、自分の力を試してみたい、挑戦してみたい…と大きな葛藤でしが、心の中に「光に照らされた道=希望」という確信が持てたことで、決断に至りました。
そして、2009年こちらに来てから、現在勤めている音楽学校の校長との運命的な出逢い、そしてサルテリオとの出逢い、2012年の結婚と、心からお陰さまですと言えるようになりました。

遡ると、ポルトガルとのご縁はファミリーで初めて訪れた2004年から始まります。
"ファティマの奇跡"で有名なシスター・ルシアに音楽を捧げたいという強い想いを持っていた母当時いらっしゃったコインブラのカルメロ修道院訪れ、床に臥せっているシスター・ルシアの部屋に聴こえるようにマイクを設置してくださって、その想いを叶えてくださいました。
礼拝堂に音が鳴った瞬間、 音がたくさんの光のシャワーとなって上から降ってきて、涙が止まらず恍惚状態になりました。私の中にあったメッセージ「音は光、光は愛」を観せてくれたんだと確信しました。
翌年の2005年、シスター・ルシアは天に召されました。
2006年、 シスター・ルシアがファティマに埋葬されるセレモニーがあると知った母は一人で再訪しました。その時、シスター・ルシアのファミリーと偶然に出会ったことがきっかけで、このファミリーとの交流が始まります。
そして2007年、 ポルトガルでの私たちファミローザ・ハーモニーのコンサート・ツアーの実現のために手助けしてくれたのが、シスター・ルシアの甥にあたるフランシスコさん、そして空港まで私たちを迎えに来てくれた彼の甥っ子のジュリオ(夫)と出逢うきっかけとなりました。

それからは、上に書いたように、この大きな流れに身を委ねるしかない(笑)という状況に導びかれてした。
仕事夫、さらに大きなギフトもいただきました・・・シスター・ルシアも修道院の中で弾いてらっしゃったという、今や私の大事なパートナー・サルテリオ!

母の強い想い、シスター・ルシア、聖母マリア、大きな大きな母なる愛をひしひしと感じています。 

ちなみに、夫であるジュリオは、 シスター・ルシアのお姉さんの孫、シスター・ルシアは叔母さんにあたります。
は、不安や葛藤から人生を変えたいと大聖堂にお祈りに行った直後、自動車事故に遭い16日間の昏睡状態から蘇った人で、その後、私と出会う直前に「シークレット」を読み、年上の素敵な女性と出会えますようにってお願いして、叶ったそうです(笑
聖母マリア、シスター・ルシアに助けられ生かされている命、現在はガイドという仕事を通して世界中の人たちにメッセージを伝えています



〜サルテリオ(シター)について


サルテリオの起源は、旧約聖書に登場するくらい古く、ラテン語でプサルテリウム、日本ではシター(仏語)呼ばれていますが、サルモ(聖書の詩編)の伴奏学器として使われていたことから、サルテリオという名前になったようです。中世ヨーロッパの時代までは盛んに使われていたようですが、その後廃れてしまい、後に改良されチェンバロ、ピアノに発展していったようです。
一方で、1960年代に入り、聖職者たちの間で再び使われるようになり、改良されて現在の形になりました。
一般で見られることはごく稀で、主に修道院の僧たちがミサの時に使用しています。

私のサルテリオは、 121弦から成るサルテリオで、フランスの修道院で作られています。

サルテリオとの出逢いは、ポルトガルのコインブラにあるカルメロ会の修道院でした。
ここは、ファティマで聖母マリアに幾度も会われた3人の子どもたちのうちの一人、シスター・ルシアが2005年に帰天されるまでいらっしゃった修道院です。
母がシスター・ルシアの家族と運命的に出逢ってから、この家族のお陰で、この修道院でファミリーでコンサートさせていただいたり、特別にライブ録音を許可していただいたりと、お世話になっていました。
2010年にも訪れた際、院長が、「この楽器知ってる?」と言ってサルテリオを弾いてくださいました。
その瞬間、天上の、まさに天使の音だ!と感動し、 すぐに楽器を求めました。

私はずっと自分の歌の伴奏用に弦楽器、竪琴のようなイメージを探していたのでした。
約一ヶ月後に楽器が届いて、ケースを開けてサルテリオが目の前に現れた時、
どっと涙が溢れて止まらず、「やっと会えたね。」という声が聴こえました。

それ以来、どこへ行っても注目の的、大事なマイパートナーとして、大活躍してくれています♪